FXで取引を行っていくうえで、スプレッドという基礎知識を見逃すわけにはいきません。なぜなら、スプレッドを知らないことで、FXで大きな損害被るからです。
そこで、今回は、スプレッドはどんなものなのか、知らないとFXでどれくらいの損害を被ってしまうのかを紹介していきます。
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スプレッドとは
スプレッドとは、FXで取引を行う際に発生する「通貨の買値」と「通貨の売値」の差を意味します。
これは、よく「FX会社の手数料」と表現されています。FX会社が「取引手数料無料」としていますが、実際は「スプレッド」で手数料を取っていることになります。
例えば、ドル円の為替レートが「100円30銭~100円35銭」であるとします。ここで、買値は「100円35銭」、売値は「100円30銭」となっており、この買値と売値の5銭がスプレッドとなります。
FXを始める前に十分理解していれば、何の問題もありません。ただ、この後にみるようにスプレッドを知らないとFXで大損害を被ります。そのため、この記事でFXを取引する前にスプレッドをしっかり理解してもらいたいと思います。
スプレッドを知らないと…
FXでもそれ以外でも、5銭というスプレッドは小さなお金かもしれません。もしこれがスプレッドであることを知らないとFXでどれだけ損するのでしょうか。以下の例を見ながら考えておきましょう。
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米ドル円を一回の取引で、1万通貨取引するとします。利用する会社は、A会社とB会社のスプレッドで取引すると以下のようになります。
A会社は、スプレッドが0.3銭、取引通貨は1万通貨とすると一回の取引で30円。
B会社はスプレッドが2銭、取引通貨は1万通貨とすると、一回の取引で200円。
FX会社のスプレッドが違うだけで、170円もコストの違いが出てしまいます。実際、0.3銭は米ドル・円の取引でFX会社の中で一番低いスプレッド、逆に2銭は一番高いスプレッドとされています。
B会社では一回の取引で170円も損することになり、さらにこれを一日で10回行えば1700円、365日繰り返すとFX会社に約62万円も手数料で取られることになります。
手数料だけで62万円て…
FX会社の手数料無料の売り文句は、一体なんなんだと言いたくなるくらいの数字でしょう。ただ、これが現実です。取引する際は、必ず各FX会社のスプレッドを見るようにしましょう。
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スプレッドの表記
スプレッドは、円と他の外貨の組み合わせなら「銭」で取引されます。ただ、外貨と外貨の組み合わせの場合には、「銭」で取引されることはありません。外貨と外貨の組み合わせにおいては、「pips」という表記を使います。
以下で、使い方を見ていきましょう。
クロス円(円と外貨ペアの場合)
1pipsの単位は、クロス円の場合「1銭=1pips」と表記されます。
つまり、0.01円=1銭ということですね。
クロス円以外(外貨と外貨ペア)
クロス円以外での場合、「1pips=0.0001ドル」と表記され、小数点第四位から数えらえます。このように、クロス円・クロス円以外でスプレッドの表記が違うため、混合しないように注意しましょう。
狭い・広いの意味
FXでは、スプレッドは「狭い」や「広い」といった用語で表現されることがあります。
なんとなく意味が理解できそうですが、いったん以下で見てみましょう。
スプレッドが狭い
スプレッドが小さい、つまり手数料が低いことを意味します。
スプレッドが広い
スプレッドが大きい、つまり手数料が高いことを意味します。
単に、スプレッドが安いという言葉だけではなく、「広い」「狭い」という言葉で表現されます。「小さいから安いんだなー」の意味で押さえておきましょう。
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スプレッドを知ろう
以上の様に、スプレッドと言うのはFX会社の「取引手数料」のことを意味しています。そのため、すべてのFX会社の取引手数料が無料だからといって、どんな会社でも同じだといわけではありません。
FXで取引する際の「スプレッド」は必ず押さえておきましょう。また、スプレッドが広いと「損」が大きいことも紹介しました。そのため、FX初心者の方は、ぜひスプレッドが狭いFX会社を選ぶようにしましょう。
スプレッドが狭い会社
「スプレッドが業界最狭水準」と称するのはDMM FX というFX会社です。
基本的なスプレッドは「米ドル・円が0.3銭」、「ユーロ・円が0.5銭」と狭い水準のスプレッドが用意されています。さらに、DMM FX は以下の点で初心者の方におすすめのFX会社です。
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