「EUといえば、ユーロ」と思いがちですが、実はEU=ユーロではありません。ユーロは準基軸通貨であり、FXを含めて取引では米ドル・ユーロの通貨ペアが一番利用されます。
ユーロはFXにおいてかなり重宝されており、米ドルの避難資産として人気があります。その一方で、FXをやる上でのデメリットもあるため、今回はFXをやる前に知りたいユーロの特徴を紹介していきます。
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スポンサードリンク まず、ユーロの特徴として非常に歴史が浅いことが挙げられます。その分、FXの歴史が浅いことは言うまでもありません。ECからEUになりその一部の国家間で使用できるような通貨として「ユーロ」が生まれました。 その歴史は1999年の1月までさかのぼり、当初は10か国程度の国が使用していただけ。しかし、現在では19か国が使用している通貨となっており、ユーロとしての価値が大きくなりました。 このように、多くの国でユーロという共通の通貨を使用するのも驚くでしょう。ただ、それよりも驚きなのは歴史が浅いのにFXで重宝され、「準基軸通貨」の役割を担っていることです。 日本円が長く使用されているのに準基軸通貨にならなかったことを考えると、ユーロにはFXでそれなりに魅力があると言えるでしょう。 ここからはFXで多く取引されるユーロの特徴を見ていきましょう。 ユーロは最初に紹介したように19か国が使用している通貨です。そのことから為替レートによるリスクが発生してしまいます。例えば1ユーロ=150円の為替レートでスペイン・オランダに旅行に行くとします。 そのとき、スペインではその為替レートでたくさん買い物ができました。しかし、オランダに行くとその為替レートではホテルにも泊まれない、なんてこともありえます。これがまさに、為替レートのリスクです。 ユーロが19か国の統一通貨であるからこそ、ある国でのインフレが起こると他国間でひずみが生まれてしまいます。ユーロを使って旅行をしたりする際には要注意ですね。 スポンサードリンク 19か国で同じユーロを使っているのに、国ごとに財政・金融政策が違うのが大きなデメリット。FXでユーロを取引する際に一番気にするのは、まさに、のデメリットです。 ユーロ圏内で政策の足並みが揃わないと、ユーロの価値が落ちてしまうことも…。その例で、ドイツやフランスなどの経済大国とギリシャのような経済弱国が挙げられます。 その国家間には経済格差がありますから、「足並みをそろえて信用を上げろ!」と言うのはほとんど無理に等しいのでしょう。FXでユーロを取引するのであれば、各国の政策がどんな状態か気にする必要があります。 ユーロは19か国の統一通貨であるため、他国のリスクを全国家間で共有しています。このリスクが一番厄介で、FXの投資家たちを大いに悩ませています。 FXで米ドル円の取引なら一国を気にすればいいものを、ユーロは使用国のリスクを気にしないといけません。ユーロの使用国のリスクが実現した例として、ギリシャの財政破綻問題が挙げられます。 これは、ギリシャだけの問題であるのにもかかわらず、ユーロの価値が低下しました。他に、難民問題・テロなどの様々な問題がユーロの価値・FXの取引に影響を与えます。 FXでユーロを扱うなら、大体のことでいいので他国の状態を政策と共に認知する必要があります。 FXにおいて、ユーロが米ドルの分散投資(避難資産)としての役割を果たすと言いました。避難資産としての役割を果たせば、その分ユーロの価値も上昇しFXで大きな損失を被ることは少ないでしょう。 ただ、リスクが収束すれば、当然に米ドルの価値は上昇しFXでも米ドルが回復してくるでしょう。 そうすると、FXにおけるユーロの人気は通常通りとなり、ユーロ高も収束することになります。 避難資産としてユーロの価値は上がりますが、それは一時の期間だと考えておくと、FXでも取引がしやすいでしょう。 スポンサードリンク ユーロのメリットとして挙げられるのは、とにかく情報量が多いことです。これは、米ドルと同じでFXをやる上で非常に取引がしやすいです。情報量が多いと先行きが分かりやすいですからね。 FX初心者の方は、ユーロドルという一番情報量が多い通貨ペアで取引するのもおすすめですよ! FXでも株式でも、常にリスクに備えて大きな損失を回避することは重要です。FXで米ドルを扱うのであれば、避難資産としてユーロを利用するといいでしょう。 基軸通貨であるドルの価値が下がれば、ユーロに資金が流れユーロ高になることが考えられます。ユーロは金利が低いので、FXで運用して大きな利益を得られるわけではありません。 ただ、運用利益が見込めなくてもリスクを回避しておくことで、その後にFXの取引をしやすくなります。特に、FX初心者の方は米ドルを扱うことが多いと思いますから、ユーロに資産を分散させておくのも一つの手です。 さて、ユーロの特徴を見てきましたが、FXで取引する利点などはイメージできたでしょうか。ここでは、FXで取引する際にユーロの価値を判断する重要な指標を見ていきたいと思います。 スポンサードリンク FXで通貨の変動を予想する際には、中央銀行に関する話題は必ず押さえましょう。ECB(欧州中央銀行)では、政治家を参加させることなく銀行の総裁などを交えて会議を行います。 そのため、政治的な判断が入らない中立的な発表が特徴です。その発表の中では、政策金利の決定や金融政策に加え、ECBの議長の発言にも注目しましょう。FXをやるのであれば、最低限チェックしておきたい情報になります。 ドイツなどの経済強国がユーロに影響を与えるということは先ほど話しました。そのため、経済規模の大きなドイツなどが、ユーロの価値に影響を与えることがあります。FXの取引でユーロを選択するなら、ECBに加えてドイツの指標はチェック必須です。 IFO景況指数は約7000社を対象にした調査による景気先行指数。ZEWは経済アナリストの景気の見通し調査を基にした指数で50を超えると景気がいいとされます。IFO景況指数とZEW景況感指数は、どちらも景気先行指数という景気に先行する指数です。 つまり、それをチェックすることでユーロの変動を予測でき、FXで今後の取引が有利になります。そのため、FXでユーロを扱うなら毎月中旬・下旬の発表は見逃せません。 スポンサードリンク FXでユーロを取引するなら、上記の指標だけでも十分かもしれません。ただ、他にもユーロの指標として、余裕があればチェックするといいものを挙げておきます。 特にドイツ・フランスの雇用状況は影響が大きいので時間があるときだけ確認しましょう。 以上のことから、FXで取引するユーロのおすすめ度を考えてみましょう指標をチェックする際には、ECBの動向・ドイツやフランスなど経済大国の情報などを仕入れれば、ユーロの動向は把握しやすいです。 さらに、準基軸通貨であるため取引量も多く、ユーロドルは世界で一番取引されます。取引量が多いため相場も安定しているユーロは、何度も言うように「FXでは重宝」されます。そのため、FX初心者の方はユーロドルの通貨ペアから始めるのもアリです。 スポンサードリンク FX会社では、口座数No1のDMM FX しかも、DMM FX ユーロの歴史
デメリット
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メリット
〇情報量が多い
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ユーロの情報
・ECBの発言は絶対注目!
・ドイツの指標はチェック!
・ほかの指標
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